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EPA/AA比を判定する

EPA / AA RATIO

血液検査で見るべき、いちばん大事な項目のひとつ。
検査値を入れると、判定と改善の打ち手を表示します。

一言でいうと: EPA/AA比は「体の炎症の起きやすさ」を表す数字です。青魚の油(EPA)が多く、肉や植物油の油(AA)が少ないほど比率は高くなり、心臓や血管の病気のリスクが下がるとされています。目標は 0.75 以上です。
検査表の「EPA」「エイコサペンタエン酸」
「AA」「アラキドン酸」

EPA と AA の値を正しく入力してください(AA は 0 より大きい値)。

検査表に「EPA/AA比」の値がすでに書かれている場合は、EPA に比率の値、AA に 1 を入れても判定できます。

EPA / AA
0.00
00.250.50.751.0+

TODAY / 今日からやること

    EPA/AA比とは

    EPA(エイコサペンタエン酸)は青魚に多いオメガ3系の脂肪酸で、体内では炎症を「鎮める」方向に働きます。AA(アラキドン酸)は肉・卵・サラダ油などに多いオメガ6系で、炎症を「起こす」方向に働きます。どちらも体に必要ですが、問題はバランスです。

    現代の食事は AA に偏りやすく、日本人の平均的な EPA/AA比は 0.3〜0.6 程度と言われます。魚を日常的に食べていた時代は 1.0 前後ありました。比率が低い状態が続くと、血管の内側で慢性的な炎症が起き、動脈硬化や心筋梗塞のリスクが上がります。

    0.25 未満要改善
    0.25〜0.5やや低い
    0.5〜0.75普通
    0.75 以上良好

    日本の大規模研究(JELIS)の追加解析では、EPA/AA比が 0.75 以上の群で心血管イベントが有意に少なく、0.25 未満の群でリスクが高いことが示されています。この区分はその知見をもとにした目安です。

    比率を上げる3つの方法

    1. 青魚を週3回以上。サバ、イワシ、サンマ、アジ、ブリ。1回あたり切り身1枚(80〜100g)で EPA が約 500〜1,500mg 摂れます。缶詰(サバ缶・イワシ缶)でも同じ効果があり、汁ごと使うのがコツです。
    2. AA を増やす油を減らす。サラダ油、コーン油、大豆油、ごま油はオメガ6が多く、体内で AA に変わります。加熱用はオリーブオイル、生食用はえごま油・アマニ油(オメガ3)に置き換えます。揚げ物・スナック菓子・マーガリンを減らすのも効きます。
    3. 足りない分はサプリで補う。魚を週3回食べられない場合は、EPA が 1日 1,000mg 前後になるフィッシュオイルで補えます。選ぶときは「EPA の含有量」を見ます(DHA のみの製品では比率は上がりません)。血液をサラサラにする薬を飲んでいる方は医師に相談してください。
    サバ(100g)EPA 約 690mg 缶詰でも同等
    イワシ(100g)EPA 約 780mg 缶詰・丸干しも
    サンマ(1尾)EPA 約 850mg 秋が旬
    ブリ(100g)EPA 約 900mg 冬が旬

    検査の受け方

    EPA/AA比は一般的な健康診断の項目には含まれていません。次のいずれかで測れます。

    食事を変えてから比率に反映されるまで、およそ 2〜3 か月かかります。改善に取り組んだら、3か月後に再検査すると効果が確認できます。

    項目一般的な基準の目安
    EPA30〜150 μg/mL 程度(検査機関により異なる)
    AA100〜250 μg/mL 程度
    EPA/AA比0.75 以上が望ましい

    このページの判定は、公開されている研究の知見をもとにした目安であり、医療上の診断ではありません。検査結果の解釈や治療については医師にご相談ください。食材の栄養量は日本食品標準成分表などの代表値で、個体差や調理法により変動します。入力した値はブラウザ内(ログイン時はあなたのアカウント)にのみ保存されます。